3 )糖尿病の合併症について
 糖尿病の症状がなくとも、血糖値が高い状態を長く放っておくと、糖尿病に特有の合併症が発症してしまいます。足の感覚障害を初めとする「糖尿病性神経障害」、網膜の出血などを起こす「糖尿病性網膜症」、尿検査でたんぱく尿を認めたり、むくみがでてくる「糖尿病性腎症」、の3つが糖尿病に特有の合併症です。糖尿病の診断・治療とともに、これらの合併症があるかどうかについても検査を行ない、治療や進行防止の方法を提案します。